ミシュランガイド東京

すいません、ヨコハマ使ってます。ま、それは置いておいて、mixiなんかを見てると『ミシュランガイド東京 2008』の結果を真に受けている人が多いんで冷や水を浴びせてみよう。以下、すべて私の仮説。

朝日新聞: 三つ星レストランは8軒、ミシュランガイド東京版発表 に「掲載されたすべての店に星がついたのは世界初」とあるとおり、今回で星を取った店の数はパリより多い。これはご祝儀相場で星一つか半分ぐらいは下駄履いていると考えるのが普通ではないだろうか。その理由については逆に考えてみよう。もし「星がついた店の数が最も少ない町になってしまった。特に日本料理は世界では通用しない」なんて言ったら「毛唐に日本の味の繊細さはやっぱり分かるわけなかったか」という感想になって2008版はもちろん、今後のガイドも誰も買わなくなってしまうだろう。なんで、どう考えても星を増やしておだてるのが得策である。また、日本は世界でもトップクラスのブランド好き。ミシュランガイドとしてはかなりおいしい市場だろう。

とは言え、「ちょ、おま、このフランス料理屋が三ツ星ならパリのあそこがなんで無印なんだよ!」とフランス人が思いまくってしまうと(たとえフランスと日本が地理的に遠く、在仏フランス人が東京にたくさんは来れないとしても)ミシュランガイドの権威が落ちてしまうので日本料理店が多いのだろう。さすがに日本にある日本料理店よりあからさまにおいしい日本料理店が今までの既存ガイドに大量に載っているとは考えにくい。つまり、相対的に比較しにくいのが『ミシュランガイド東京 2008』の特徴となっている。「特に日本料理には敬意を評し、6割選んだ」を字面どおり受け取ってはいけない。

さらに「1500件を5人で1年半かけて」ということなので、一日に一店とすると、毎日食べても一件に行った人数は二人弱。一人か二人のプロより百人の素人のほうが正しい評価をするとも言えないけど、それでも一人か二人ってのは相当なブレを感じさせる。逆に毎回五人で行ったとなると、一日に三件弱回ってることになり、どう考えても三件目は不利である(笑) ま、これは冗談ね。フィギュア・スケートだってその日の演技だけで決まるわけじゃなくて、今までの前評判が加味されてるの。

そんなわけで正しいミシュランガイドの使い方としては接待の店選びに使うくらいで、「ミシュランで三ツ星取った○○に行こう!」と女性を口説くのは江戸っ子として相当野暮なんでやめておいたほうがいい。

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