CHAUMET Plume

CHAUMET Plumeカミングアウトすると、ボクは宝飾が好きである。とは言え、ネックレスじゃらじゃらリングじゃらじゃらじゃだと、どこのB-Boyだよメーンという感じなので、カフリンクスやカラー・ピンなどを楽しむことにしている。カフリンクスはいいね、宇宙だよね。江戸時代の根付に通じるものがあるよね。

ま、それは置いておいて、潮時なので機が熟したので、6年半の付き合いの女性に指輪を贈った。CHAUMET Plume(ショーメ・プリュム)。Plumeは真横から見たときの石座のデザインがすばらしく、何時間見ていても飽きない。縦爪の指輪は光が通りやすいためにファイア(ダイヤ独特の七色の輝き)が出やすいものの、働く女性が日常で使うとどこかに引っ掛けてしまうという懸念がある一方、埋め込みの指輪はその逆……という葛藤にPlumeはすばらしい回答をしていると思う。枠の腕にボリュームがある一方で肩を大きく絞ってあるため、華奢すぎることもなくゴツすぎることもない絶妙なバランスはまさに天使の羽(フランス語でPlume)と言えよう。

さて、渡し方。「結婚してください!」と言いながら立て膝ついてケースをパカッと開けると中には大粒のダイヤの指輪が……(以下、サプライズ)というのがNGであることはインターネットの広がりで知れ渡ってきたが、宝飾店で「はい、これが欲しいのね。じゃ、これください。24回ローンで」というのを目の前で見させられて、となりで今から人生を共にする人がローン契約書を書いているという状況も女性は幻滅だ。そのため、「選ぶ」機会と「買う」機会、そして「渡す」機会を別々にしたい。「選ぶ」と「渡す」の時間が開けば開くほどサプライズに状況は近くなるし、少なくとも「選ぶ」と「買う」は別の機会にしたい。

具体的には、結婚がある程度見えてきた時点でデートの一環として気軽に宝飾店に行き、女性とウインドウ・ショッピングを前提にカジュアルに指輪を選ぶ。そこで女性が欲しいものを把握し、以後、定期的に好みが変わってきていないかをさりげなく確認しながら(カタログを持ち帰っておくとさりげない定期確認がしやすい)、女性が忘れた頃にそれを自分一人で買いにいって渡せばいい。二人で選んでいるときにショップ担当者の名刺でももらっておいて、後ほど一人で行ったときにもその人と相談すれば「サプライズしようとしている男」と思われることもないし、女性の好みに合わせて4Cのバランスを取るために全国のブティックからいろいろな石を取り寄せてもらうことも快くやってくれるだろう。

痛いニュース: 「30代女性です。かなり安い指輪を婚約者に渡されそう…どう思いますか?」 で「高いのが欲しい」「安くていいじゃん」で盛り上がってるけど、結局、論点が値段でどっちもどっち。ギフトは値段じゃなくて雰囲気。雰囲気はお金で買うこともできるけど、足で稼ぐこともできるんだって。地方や家族によっては「結納の時以外に指輪をあげるなんてあり得ない!」とかもあるだろうけど、「私は来月かなり安い指輪を婚約者からいただくことになりそうです」という雰囲気作りしかできていない男に甲斐性がない。

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