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Scientific Linux 6.1 に avast! Linux Home Edition 1.3.0 をインストール

Scientific Linux 5 では Avira AntiVir Personal (UNIX) 3.1.3.5-0 を使用していたが、同様に家庭内非商用であれば無償で使える avast! Linux Home Edition 1.3.0 もどんなものなのか試してみたくなり、こちらもインストールしてみることにした。

以下は Scientifc Linux (SL) 6.1 にインストールする方法だが、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) / CentOS / Oracle Linux でも同様だろう。Avira AntiVir Personal (UNIX) のインストール方法は 複眼中心: Avira AntiVir Personal (UNIX) 3.1.3.5-0 インストール を参照してほしい。

まずは avast! Linux Home Edition: Download から avast! Linux Edition (RPM package) をダウンロードする。ダウンロードしたRPMはrpmコマンドではなく yum localinstall コマンドでインストールすることで、簡単に依存性も解決される。

avast! Linux Home Edition はユーザー登録しないと使えないので、Register for your free avast! 1 year license から登録する。初回起動時にキーを要求されるので、登録したメールアドレスい届いたキーを入力する。

動作が確認できたら、ウイルス定義ファイルを最新ものに更新する。

これですべての設定は完了はしたので、正しく動くかどうか確認してみよう。EICARに無害な疑似テスト・ファイルがあるので、それを使用する。

avast! Linux Home Edition にはマニュアルがないので、--helpを参照しよう。Home Edition では--continue=2(おそらく検疫)できないのが注意点かな。

Cronで自動実行するために、以下のようなスクリプトを作成する。これによって毎週深夜にオンデマンド・スキャンを行ない、万が一ウイルスが見つかった場合は管理者にメールが行く。なお、除外ファイル設定ができないので、除外パス以外のリストをスクリプト内で作って、それを順次スキャンしている。以下のソースコードはBSDライセンスを元としたこちらのライセンスに従って再頒布および使用ができる。このスクリプトの最新版は GitHub: rewse: avast.cron にある。

ログをローテーションするように設定しておくことを忘れずに。

avast! Linux Home Edition と Avira AntiVir Personal (UNIX) を比較した印象としては、avast!のほうがシンプル(必要最低限)で、Avira AntiVir のほうがしっかり作ってあるという感じかな。それぞれのオンデマンド・スキャンにかかった時間は以下のとおり。

avast! Linux Home Edition 6m 27.833s
Avira AntiVir Personal (UNIX) 5m 53.017s

Avira AntiVir のほうが少しだけ速い。AV-Comparatives.org: Summary Reports を見ても Avira AntiVir のほうが高評価なので、ボクは Avira AntiVir を使うことにした。

Linuxでストレージ・ベンチマーク

コンピューターを運用していると「なんだか遅い。以前からこの程度だっけ?」という疑問はしばしばあるが、元の正しい値を知らないと比較しようがないため、アイドル時にマシンの基礎性能を計っておくことは非常に重要である。特に(HDDもSSDも)ストレージは「動いているんだけど、なんだか遅い」という状況が少なくないので必ず取得しよう。

Linuxでストレージ性能ベンチマークを取るにはhdparmBonnie++などが有名だが、これらはどんな設定でIOしているのかがよく分からず、また結果もスループットだけだったりして細かな評価ができないため、今回はfioを使用する。以下は Scientifc Linux (SL) 5.5 での方法だが、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) / CentOS / Oracle Linux でも同様だろう。

まずはfioをインストールする。dagリポジトリを追加する方法は 複眼中心: 国内 Scientific Linux 5 サーバーのためのyum設定 を参考にしてほしい。

続いてfioをどのような設定で動作させるかを記述したジョブ・ファイルを用意する。fioのfはflexibleのfなだけあって非常に多彩な設定が可能だが、今回はシンプルな設定にとどめて多くの項目にデフォルト値を使用した。以下では /mnt/tmp 以下の1GBのファイルに対してダイレクトIOの1MBブロック・サイズでシーケンシャル・リードを行なうテストを5回実行している。なお、fioが自動生成したファイルはベンチマーク後に自動削除されないので、容量には注意すること。

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