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多段SSH環境を一度でログインする

大きなネットワークだと、その構成上、あるマシンからあるマシンにSSHログインするときに中継しないといけない踏み台マシンが必要な場合があるが、いちいち2回SSHログインするのは面倒だ。これを一度でログインする方法を紹介しよう。以下では手元のマシンをbase、踏み台マシンをgateway、最終的にログインしたいリモート・マシンをleafとした時の例である。

踏み台がLinuxで、クライアントが OpenSSH for Linux / Mac の場合

踏み台がLinuxで、クライアントにはOpenSSHを使う場合はncを併用する。以下は Oracle Linux 6.1 での方法だが、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) / CentOS / Scientifc Linux (SL) でも同様だろう。まずはgatewayにncをインストールする。

以下のようなファイルをbaseに用意する。baseとgatewayのユーザー名が異なる場合は ssh foo@gateway と設定しよう。

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HTTPプロキシ・サーバー経由でSSHクライアントを使う

CONNECTメソッドが有効なHTTPプロキシ・サーバーがある場合、SSHが直接外部に出られない環境でもHTTPプロキシ・サーバー経由で外部に出ることができる。

OpenSSH for Linux の場合

LinuxからOpenSSHクライアントを使う場合はconnectを併用する。以下は Scientifc Linux (SL) 5.5 での方法だが、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) / CentOS / Oracle Linux でも同様だろう。dagリポジトリを追加する方法は 複眼中心: 国内 Scientific Linux 5 サーバーのためのyum設定 を参考にしてほしい。

example.netドメインのサーバーに接続するときにHTTPプロキシ・サーバーを使いたい場合、以下のようなファイルを用意する。

あとは何も気にせずSSHすればHTTPプロキシ・サーバー経由でログインできる。

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2011年5月のvimrc

Linuxのエディターはもちろん、Macのエディターも会社のWindowsのエディターもVimで、inputrcに set editing-mode vi と書かないと気が済まず、IDEはエディター画面にviモードがあることが必須条件で、いつのまにか会社で共用するマシンのvimrcメンテナーになっていたボクの、長年改変し続けているvimrcをここで公開する。一つ一つの項目の説明はコメント以上にはないので、:helpするかインターネット検索するかコメントで問い合わせてほしい。以下は Vim 7.0 で動作確認したものだ。最新のファイルは GitHub: rewse: dotfiles にある。

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Windows PowerShell

Microsoftの製品には、どれひとつとして「センスある!」と思ったことがなかったが、この Microsoft Windows PowerShell は初めてそう思わされた。

PowerShellとは、Linuxのbashなどに比べて圧倒的に弱かったWindowsの コマンド プロンプト を置き換える次世代のWindows用シェルだ。当初はVistaに同梱される予定だったが、XP / Vista / 2003 Server 向けのものがOSとは別にダウンロード配布されている。shなどの古典的なシェルとPowerShellが大きく違うところは、shなどがテキスト指向なのに対してPowerShellはオブジェクト指向なところである。また、オブジェクトは .NET Framework で定義されているものを使用しているため、C#や VisutalBasic .NET などとも親和性が高い。具体的に見てみよう。現在実行されているプロセス数を数える場合、Linuxのshだと以下のようにするだろう。

$ expr `ps aux | wc -l` – 1
122

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PDFのインデックス作成

複数のPDFを束ねてインデックスを事前に作成しておくことで、フルスキャンを回避して検索を速くする方法。ボクの持ってる Adobe Acrobat 6.0 Professional でもできて、効果抜群! WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1〜36] を買ったらPDXという見慣れないファイルが入っててインデックス作成ができることを知ったんだけど、こんな便利なら早く気づけば良かったよ……。

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p>たとえば、Adobe Reader 8.0 を使って WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1〜36] のすべてのPDFファイルから「debian」という単語をPDXファイルを使って検索すると16秒で130件見つけてくるが、通常の検索だとなんと2538秒もかかってしまう。HDD性能によって大きく結果は変わるだろうけど、とりあえずボクの環境ではインデックスの効果が実に158倍もあるのだ。インデックスファイルを使用してもクリック一発でPDFファイル内の検索対象単語にリンクされるし、作成時間も数分〜数十分程度しかかからないので、PDFで配布されているWebマガジンやらマニュアルやらには片っ端からインデックスを作成することを勧める。なお、日本語はBi-Gramで索引付けされる。