Panasonic NI-WL703 コードレススチームアイロンを使っていたのですが、どうにもパリッと仕上がらないので、8年ぶりに T-fal Ultimate 6828 に買い替えました。
コードレスのほうが便利そうなのでずっとコードレスを使っていましたが、シワを伸ばすにはスチーム量が必要で、スチーム量はコード付きの方が多いです。また、コードレスだとアイロンを掛けている間は加熱されないので、アイロン掛けの手際が良くなってアイロンを置いている時間が短くなってくると、十分な温度でアイロンを掛けているのか不安になります。そこで、今回はコード付きにすることにしました。
PanasonicとToshibaはコードレスが主力で、T-falはコード付きが主力のイメージでしたが、念のため比較してみます。Panasonicのコード付きスチームアイロンの最上位機種NI-U701のスチーム量は平均20g/分、最大25g/分な一方、T-falの最上位機種 Ultimate 6828 のスチーム量は最大30g/分です。しかし、Ultimate 6828 のほうは「ターボスチーム時」とあり、ターボスチームは連続5秒しか使用できないため、同条件での比較になっていない気がします。とはいえ、ターボスチーム非対応のT-falの下位機種 TurboPro 6825 は最大30g/分なので、Ultimate 6828 とNI-U701でスチーム量の大きな差はなさそうです。Toshiba TA-EV6 は通常スチームが9g/分と明らかに少なく、コードレスに比べてコード付きは全然力が入っていなそうなラインアップなので候補対象外です。
スチームショット時もNI-U701が0.8g/ショット、Ultimate 6828 が140g/分と単位がそろっていないのですが、1回のスチームショット時間を1秒とすると、Ultimate 6828 は2.3g/ショットとなり、こちらはNI-U701の3倍近く出そうです。
なお、Ultimate 6828 は LDK 2024年ベストバイ になっていますが、NI-U701は評価Bになっています。予熱時間と冷却時間以外の全ての項目で Ultimate 6828 が上回っています。
店頭で触ってみて
店頭で持ってみると、NI-U701は持ち手に厚みがあり、私の手にはしっくりしませんでした。また、Ultimate 6828 はスチームショットとスプレーのボタンが表裏にある一方、NI-U701は左右にあり、Ultimate 6828 のほうが使いやすく感じました。
Ultimate 6828 の若干気になる部分は、金色の部品に色むらがあったり、プリント部分がわずかにずれているところですが、フランス製の味と理解することにしました。
実際に使ってみて
気になっていたコードの取り回しに大した影響はありませんでした。たまに手前側の服を巻き込むことはありますが、それよりも常に加熱できる状態のほうが安心感があります。また、コードレスだと台座が必要ですが、コード付きは本体を立てるだけなので、アイロン台が広く使えました。
NI-WL703の本体の長さは22.6cmだったのが Ultimate 6828 では31.0cmとだいぶ大きくなりましたが、掛け面の大きさはあまり変わらないので、取り回しの感覚も変わりません。重量はNI-WL703が1.1kgだったのが Ultimate 6828 では1.4kgになりましたが、重いほうが力を掛けずにシワが伸びるので、むしろ歓迎です。
今まで何度やってもシワが取れなかったYシャツもパリッと仕上がるようになり、Yシャツを掛けるならコード付きを薦めます。
ブランド | T-fal |
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製品名 | Ultimate 6828 |
型番 | FV6828J0 |
購入場所 | ヨドバシカメラ マルチメディア新宿東口 |
購入価格 | 11,930円(- 1,193円相当ポイント還元) |
購入日 | 2024-10-06 |